ニュージーランド留学サポート日記

ニュージーランドに娘を留学させた母のつぶやき

コロナ禍による影響

 NZへはビジネス関係の方の渡航は許可されている様だが、留学希望者にとってはまだまだ厳しい現実である。いつNZへ行けるのかはまだ分からない。


 我が家はもう留学は諦め、進路変更。でも気持ちを切り替え、昨年半年でもNZ生活を送れたことに感謝し、新しい環境で新しい学生生活を始めている。


 もう関係は無くなったが、時々、娘が行っていた語学学校や行くはずだった語学学校はどうなっているのかなと思ってそこのFacebookを覗いてみたりする。


 それらの学校は、早いところで3月位から現地留学から『オンライン留学』への切り替えを始めていた。NZにいる学生は外出せず、ホームスティ先からオンライン授業を受ける。(今は通常の留学生活に戻っているようですが。)


 でも、娘の様に行くはずだった生徒が学費を払って現地校に在籍し、日本からそこの学生としてオンライン授業を受けるのは、日本にある外国人講師のいる英会話教室のオンライン授業を受けるのと同じではないかと思う。


 娘が日本で通っていた英会話教室も緊急事態宣言後からはオンライン授業の開始を始めている。そういったものを利用して日本にいて留学気分を味わうのも良いが、やはりその土地の空気感を味わえる現地での生活にはかなわないと思う。


 娘の通っていた語学学校も経営は厳しいのではないかと思う。Facebookで、「私たちの学校では週150ドル(最低4週間)のオンライン英会話コースを始めています」と宣伝している。


 昨日『徹子の部屋』を見ていたら、お笑い芸人の光浦康子さんもカナダへの留学を、フワちゃんもオーストラリアの留学をコロナ禍で断念したそう。フワちゃんの行こうとしていた学校はつぶれてしまったとの事。ブルゾンちえみも留学できなくなったそうだ。


 留学したい人に今は厳しい時代だけど、観光や留学を生業としている地域や会社にとっても厳しい様だ。我が家が利用していた留学エージェントのFacebookやHPを見ても、新着情報の更新が止まっていて、勢いが感じられない。


 そういえば、ちょうど昨年の今頃はNZ留学の準備を一生懸命していた。ああ、もう1年経ったんだと気が付いた。あの時は日本が夏に向かう中、冬を迎えるNZで着る冬服を焦って探し回っていた。そして日本の林檎があまり無いこの時期、今年もスーパーにはNZの林檎が並び、我が家の畑では同じ様にパンプキンが実り始めている。でも、コロナ禍で、今年は全く違う7月を迎えている。あの頃はこんな事態を想像すらしていなかった。留学をする予定だった人々の気持ちを思うと非常に残念。


 そして我が家ですが、今のところ、もう留学の予定はありません。でも、今回の経験で、私たちの生活は世界と繋がっているんだなぁと実感し、親子で様々な事を学ぶ貴重な経験が出来たと思います。


〈↓留学後に我が家に増えた猫達…ついでにワンコ達も元気です〉