ニュージーランド留学サポート日記

ニュージーランドに娘を留学させた母のつぶやき

子供一人の海外渡航

海外に一人旅をした子供の話を聞くと、以前は「きっとバイリンガルもしくは海外に頻繁に行かれる家庭か、よほどしっかりしたお子さんに決まっている」と思い込んでいた私。


しかし、小6の時に娘をカナダに一人旅をさせる事になった時に、航空会社のアナカンサービスというものを初めて知った。これは有料にはなるが、成田で航空会社の係員に子供を引き渡したら、搭乗・入出国検査の付き添い、機内でのケア、現地での出迎えの人への引き渡しまでを請け負ってくれる安心のサービス。


我が家では3年前の小6の年末、初のカナダ小学生の一人旅の時に利用してみた。当時は冬休だったが、わざわざ極寒のバンクーバーへ一人旅する子はあまりいないらしく、機内も子供一人は娘だけだったので、エアーカナダの日本人CAが至れり尽くせりにケアしてくれたそうだ。


2年前の中1のLA一人旅は、夏休みだったので他にも一人旅の子供が何人かいた。航空会社はANA。ANAは気を効かせてくれた様で、アナカンサービス利用の子供達を行きも帰りも近くの席にしてくれた。お陰で子供たちは機内で互いのホームスティ話をしながら楽しく旅ができた様だ。


但し、アナカンが使える年齢は航空会社によって違うようで、会社によっては「13歳は大人」とみなして、アナカン対象外になる場合もある。


今回はニュージーランド航空だったが、2年ぶりにアナカンを利用したら、サービスも
少し進化していた。現地に無事についたら、留学エージェントからメールで「娘さんが無事にホームスティ先に到着したと弊社の現地駐在員から連絡がありました。」という連絡が翌日くらいにあるのだか、今回は直接SMSで親の携帯に航空会社からこまめにメッセージが届いた。「○○は搭乗しました。」「○○の乗った飛行機は無事離陸しました。」「○○は無事オークランドに到着しました。」「○○を無事引き渡ししました」という感じで次の様なメッセージが4回も届き、安心できた。


 

今回のニュージーランド行きではやはり夏休みという事で、子供だけの一人旅は10人。ゲート前で10人の子供たちは乗務員に引率され、親たちが手を振る中、旅立って行った。画像は引率されて出国する娘の後ろ姿。