ニュージーランド留学サポート日記

ニュージーランドに娘を留学させた母のつぶやき

ニュージーランド鎖国状態 

中3の娘はニュージーランドの留学の為、昨年日本の私立中学を1学期終了と同時に辞めてオークランドへ渡航し、NZの3・4学期を過ごし年末に帰国。そして3月29日のフライトでまたニュージーランドへ留学の為旅立つ予定だった。しかしそうなると日本にいる間、娘は何処にも所属しない時期が生じてしまう。それと仮にこれから行くNZの学校生活が合わなかったりして留学中止になってしまったら、娘は中卒でなく「小卒」になってしまうかも? そう思った私は、娘が帰国した12月下旬に地元教育委員会に駆け込み、この3学期は居住地域の地元中学校に籍を置かせていただいた。(この3学期、通学しなくても中学校は娘に卒業証書や証明書を作ってくれた。)ただ単に「何かあったら娘は小卒になってしまうから在籍させてもらおう」と思ってとりあえず行ったこの手続き、今となってはやっておいて良かったと思う。そのお陰で高校への出願もスムーズに行う事が出来たから。


ニュージーランドも少しずつ新型コロナウィルスに罹患された方が増え始めている。それはほぼ海外帰国者から広がってしまったもののようで、とうとう3月30日〜6月30日迄の日本とNZ間のフライトがなくなってしまったそうだ。また現地では日本と同様買い置きの為にスーパーの物資が品薄になる状況も起こっている。こんな状況になる以前に既に現地入りして新学期を過ごしていた短期の留学生達も、涙を飲んで帰国させられているらしい。夢やワクワク感を持ってニュージーランド入りしたであろう留学生達にとっては辛い事だと思う。


とにかく6月末迄どんなにあがいても日本からニュージーランドへ渡航する事は出来ない。4〜6月迄の3ケ月間は確実に娘の居場所がなくなる。だから日本の中学校在籍と高校入学の手続きをしておいて良かったと思う。年内にまた再びニュージーランドの土は踏めても今後何が起こるか分からないから、日本の高校に籍を置いて勉強をしていく事は大事であり、無事にニュージーランドに高3迄過ごせる事になったとしても、日本の高校に籍を残しておいた方が賢明なのではないかと感じた。2月上旬には罹患者がゼロだったニュージーランドがこんな状態になるとは思わなかった事からも、予想のつかない事が起こり、それが自分達の生活を脅かす可能性はゼロではないのだから。そしてどこの国でもオーバーシュートは起こらないという保証はないのだから。


⭐︎娘がNZに持って行くはずだったお守りの編みぐるみ。