ニュージーランド留学サポート日記

ニュージーランドに娘を留学させた母のつぶやき

NZ生活 8週目(簡単ではない国際宅急便)

娘から「イヤホンを失くしたから送って。それからリップクリームも」と連絡があった。そいういったやりとりの中でも「滞在先の生活が楽しい」という言葉が出てくるので安心している。安定した気持ちで過ごせている様だ。


以前、ヤマトで無事に書籍を送ることが出来たのと、送り状の書き方も慣れたので、またヤマト運輸で送ることにした。ついでにお世話になっているお礼も兼ねてホストファミリーにも同梱でギフトを送ることにした。日本の醤油なども良いかなと思ったが、液体は税関で引っ掛かりそうなきがするので、十万石の煎餅詰め合わせにした。(この煎餅はドラマ『陸王』で話題になった行田の足袋をモチーフにした足袋型のなかなか洒落た煎餅。きっと喜ばれるに違いないし、軽いから送料も高くはないだろうと思った。)


箱はヤマト運輸で丁度良い箱があったので購入した。但し10キロのお米が入る箱なので、稲穂の絵が描いてある。ニュージーランドは食品を送る事に関してはとても厳しい。ミカン箱に「みかん」と書いてあったら、それをガムテープなどで隠すように郵便局員に言われたので、稲穂の絵は全部白い絵の具で塗りつぶした。(結構きれいに消せたのだが、箱の4つの側面全部に稲穂イラストがあったので、手間がかかった。)


そしてちゃちゃっと荷物を箱に詰めて、ヤマト運輸に行った。しかし今回は簡単にはいかなかった。まずは、ヤマト運輸は食品は殆ど送れないという事が判明。


ネットで「食品は送れるか?」という質問サイトで、「手作りのお菓子などは駄目だが、工場で作られパックされたものは大丈夫」とあったので、平気だと思っていたが、それは郵便小包の方で、ヤマト運輸は食品はそれよりも厳しい事が判明。これ(画像1つめ)には該当しないと思ったのだが、「送れることは出来たとしても、中身を開けられて検査されて、その検査費用は受け取る側が払わねばなりません」と言われた。そんなギフトを送ったら、逆に迷惑をかけてしまう。


それからまだ問題があった。箱は封をしてヤマトの営業所に持っていったが、「次回からは封をしないでお持ち下さい。リップクリームの成分表のコピーを添付しないと送れません。そういうこともあるので、封をしない方が良いと思います」と言われた。本当にNZは厳しい国だなぁと思った。


更に受付の方に、インボイスの書き方も指摘された。「イヤホンはワイヤレスですか?」と聞かれたので、「いいえ、昔からあるタイプです」と答えると、「では、NOバッテリーと記載して下さい」と言われた。これを書かないと面倒な事になるらしい。


そんな訳で、今回送る品物は、規制がヤマト運輸よりもゆるい郵便小包で送る事にした。とはいえ、郵便小包でも英文でインボイスを書かねばならない。中身を全て明記しなければならない。


NZに物を送るのはなかなか大変です( ;∀;)