ニュージーランド留学サポート日記

ニュージーランドに娘を留学させた母のつぶやき

NZ生活 4週目(その1)ペップトーク模索中

早いもので娘のニュージーランド留学も4週目がスタート。


日曜日はホームスティ先の家族は外出していて、代わりに近所にいる厳しいグランマ(ホストマザーの実母)に「もっと本を読みなさい!」と言われ、Wi-Fiを切られたとの事で、凹んで電話をかけてきた。それは「グランマが正しい。あなたは気が付かないと思うけど、なかなかできない経験の留学の時間を無駄にしてほしくないから、グランマなりの思いやりなんだよ。」と伝えた。


月曜日の今日は昨日の事もあったので様子はどうかと思い、また用事もあったのでLineの電話をしてみた。するとかなり色々な思いが鬱積していたらしく、それが爆発してワッと泣きながら一気に不安や愚痴を吐き出してきた。


今は夏休みなので、日本人の留学生も娘の通う学校に来ている。その一人と仲良くなり、毎日が心強く、また楽しいかった様なのだが、日本の夏休みも半分過ぎ、その子が帰国してしまうので不安になったらしい。(皆、娘の様な長期ではなく、1~2週間の短期留学)


しかし私はこれで良いと思っている。日本人と一緒にかたまって行動していては日本にいるのと同じだからだ。英語の上達はまず現地の人と会話のキャッチボールを沢山経験することが大切だから。これからが娘の本当の頑張り時だと思う。
他にも中国・韓国・ベトナム・ロシアなどから来たクラスメイトの友達が折角できたのだから、積極的に話をしてほしい。


でも中学生の一人での留学はやはり寂しいらしい。


「頑張りなさい」と言うと、「もう頑張ってますから!」と返事が返ってくる。
確かに彼女なりに頑張っているのだ。
なのに「頑張れ!」というのは上手な励まし方ではない。
むしろ逆効果かも。
私はそういうのがつくづく下手なのだ。
しかし、なんとか励ましモチベーションをあげなければ…。


そこで今年の初め、仕事の研修の集まりで招かれた岩﨑由純氏の「ペップトーク」の講演を思い出し、今その時入手した著書を読み返しながら自分にできるペップトークを模索をしている。


ペップトークとは、アメリカのスポーツの現場で生まれた、
『短い時間でわかりやすく、ポジティブな表現を駆使した、目の前にいる人をその気にさせる、究極のショートスピーチ』
の事。オリンピックの現場でも使われている。
なかなか難しいけれど母も頑張って自分のペップトークを磨き、「短い名言でやる気にさせる」娘のドリームサポーターになりたい思う。


今日もまた「頑張れ」は言ってしまい(汗)
なかなか上手い励まし方は出来なかったけれど、
それでも少しは気が晴れ、前向きになれたのではないかと思う。
でも寂しいみたいなので、
「今週は日本はお盆休みでお母さんは家にいるから、電話してあげるね。」と伝えた。


岩﨑さんの講演、凄く良かったです!!



【岩崎由純】ペップトーク「今あるものでベストをつくせ!」


この本、買いました♪