ニュージーランド留学サポート日記

ニュージーランドに娘を留学させた母のつぶやき

NZ生活 4週目(その2)

昨日は日々の緊張と溜まった不安やうっぷん、寂しさなど様々な要因でネガティブになり、その感情を私とのLine電話で爆発させた娘。それを受けとめ、ひたすらネガティブな感情を肯定的な方向に向けようと必死で言葉をかけた私。


励まし下手の私だが、「貴方をこんなにも応援している」という気持ちがが少しは伝わったのだろうか? 


今朝はこんな画像が届いた。


時間的には昼休憩の時間。男性は先生との事。
(プライバシーがあるのでお顔はカットしました)
こんな風にクラスの様子を知らせてくれるのは嬉しい。
ネガティブな気持ちではこんなLineを送らないだろうから。


今は日本はお盆休みだから、今週は私も連休なので毎日話せるよと言っておいたが、果たして電話の催促がくるかな?と思っていたら、来た!


昨日より元気だったけれど、やはり愚痴は出る。
娘は早起きするために携帯の目覚まし機能を使いたいのだが、就寝前にホストマザーが携帯を預かるので目覚ましが無くて不自由だと言うのだ。
「目覚ましのために携帯が必要なんだって自分でちゃんと訴えて交渉した?」と尋ねると、「うん。言ったけど駄目だった。私夜中には携帯は見ないのに、時間になると持って行っちゃう。」と言う。「それがその家庭のルールなんじゃないの。じゃぁそんなに不便なら目覚ましを買うか、学校の日本人コーディネーターの先生に相談してみれば? お母さんにはそこはどうにもできないから」「うんそうする」


きっとこのホストマザーは携帯が子供に与える影響を考慮して夜は預かってくれているしっかりとした人なのだと思う。私としてはありがたい。そして娘も我が家なら反抗してくると思うがやはりそこでは我を通さず、我慢をしている様だ。よそのお宅での生活は自分の家とは違うから娘にとっては少し不自由な部分もあるだろう。でも、どうしても自分の希望を通したい場合は自分の言葉で説明するしかない。それも勉強。


今日もそういった諸々の彼女のジレンマに付き合い、励ます。
正直これは結構エネルギーがいる。


しかし、思った。
爆発したいだけして、こちらにぶつけてきていいよ。
それから怒ることは悪いことでもない。
そして溜まったものは出しちゃいな。母は受け止めるから、と。


今日も母は短くてわかりやすくて肯定的な言葉を意識して、
ペップトーク(=前向きな励ましの短いスピーチ)を娘の心に響けと願いながら
今日もはるか向こうのニュージーランドに向かって叫んだ。
「あなたならできる!」
「他人と比べて凹むことはないよ。階段を上るように毎日1段ずつでもあなたは昨日の自分より確実に進歩しているんだよ」と。


でも辛いことばかりではない。電話中背後では幼児さんたちの騒ぐ声が聞こえた。この幼児さん達が娘の英語の先生になり、遊びながら色々と英語を教えてくれるのだそう。


あと、今日の帰り道に、娘は買いたいものがありスーパーを探していたら道に迷い、帰りは遅い時間のバスになってしまった。薄暗くなってしまい、窓の外の景色がよく見えなくて、どこで降りて良いかわからず乗り過ごしてしまった。人に聞いてみたら送ってもらえて滞在先に帰宅することが出来たとの事。以前送ってくれた人は女性だったので、今回も「その人は女性だよね」と一応尋ねると「今日は男の人」と答えた。「大丈夫? 男の人には気をつけてよ。」と伝えると、「うん。その人は日本語を喋れる人で、ニュージーランドは治安は良いけれど、悪い人だっているから気をつけなさいって言ってくれた」と答えた。「そうなんだ。良い人で良かったね。でも、明るいうちに帰れるようにしようね」と伝えた。


色々な人間関係を経験すること、自分の思いを現地の人に伝える事が今の娘には必要なことだと思う。
毎日怒って、悩んで、爆発させて、成長していきなさい(笑)


☆このペップトークの動画も参考になります。